【結果】老後の生活に関するアンケート

母数: n=248
フージャースでは、「これからの暮らしを、どこで、どう過ごすか。」ということに向き合い、「よりよいシニアの暮らし」について考えてきました。
弊社が手掛けるシニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」でも、元気なシニアの方々が、より自分らしく活き活きと暮らされているお姿を拝見して、うれしく思っています。
今回のアンケートでは「老後の生活に関するアンケート」と題して、趣味に注目してご意見をお伺いし、248名の方にご回答いただきました。
老後の過ごし方については、「趣味を楽しみたい」と回答した人が最も多く、約7割に達しました。さらに、「働きたい(フル・軽作業含む)」という意向も一定数あり、完全な引退ではなく、社会との関わりを持ち続けたいという意識が見られます。加えて、「夫婦や一人でゆっくり過ごしたい」というニーズも高く、『活動と安らぎの両立』が理想像となっているように見受けられます。
こうした背景には、「健康維持」や「社会とのつながり」「認知症予防」といった理由が挙げられており、単なる余暇ではなく、生活の質を高める手段として趣味が捉えられていることが分かりました。
現在の趣味については、「旅行」が44.4%と最も多く、次いで「テレビ・動画鑑賞」「映画・音楽鑑賞」「読書」などが上位を占めています。
一方で、「フィットネス」「園芸」「料理」など、身体や生活に密着した趣味も一定の支持を集めています。
特徴的なのは、多くの人が複数の趣味を持っている点であり、一人ひとりが複合的な楽しみ方をしていることが明らかになりました。フリーコメントから読み取れた傾向としては、
・日常的に楽しめる「気軽な趣味」を重視
・体力や健康状態に合わせて無理なく続けたい
・自宅で完結する趣味と外出型の趣味を使い分けている
・誰かと共有する楽しさを求める一方、ひとり時間も大切にしたい
高齢者の趣味は「消費型」から「生活密着型・継続型」へとシフトしているといえます。
「推し活」という言葉の認知度は非常に高く、「よく知っている」「聞いたことがある」を合わせると9割以上に達しています。
実際に推しがいる人は約4割で、対象としては、「スポーツ選手・チーム」「音楽アーティスト」「俳優・タレント」「身近な人物(孫・友人など)」が多くなっています。
特に、60代の推し活に関しては活動的な内容が多く、70代では「孫」というキーワードを上げている人が多いように思います。
また、推し活は一人で行う人が半数以上であり、自分のペースで楽しめる点も特徴のようです。「日々の楽しみや生きがいになる」「外出のきっかけになる」「目標や予定ができる」などの声も多く、精神的な充足感や生活リズムの改善に寄与していることがうかがえます。
推し活を友人知人に勧めたい人は5割弱で、人に勧めることに抵抗のある人も多いように伺えます。
推し活による変化として最も多かったのは、「気分が明るくなった」が6割弱で、次いで「暮らしに張り合いが出た」「外出機会が増えた」などが続きます。
これらの結果から、推し活は単なる娯楽にとどまらず、「心の健康維持」や「社会参加のきっかけ」「日常の活性化」といった効果を持つことが明確だと言えそうです。
今回のアンケートから、高齢者の生活は大きく変化していることが分かります。
趣味は生活の中心的な役割を担い、推し活は世代を超えて広がっており、個人の楽しみと社会とのつながりが共存しています。特に推し活は、「楽しみ」「健康」「交流」を同時に満たす新しいライフスタイルとして、注目されていくと思われます。
今後の住まいやサービス設計においては、「好きなことを続けられる環境づくり」が重要な視点となりそうです。