欲しかった暮らしラボ

photo: Miki Chishaki

これはウェブ上に開設した暮らしに関して、みなさんと一緒に考えていく研究所です。社内の様々な部署から横断的にメンバーが加わり、これからの暮らし方について研究をはじめました。
フージャースは設立以来25年間で2.3万戸の住宅を供給してきました。(2019年4月現在)会社設立以来、多くの人の「欲しかった暮らし」を届けたいという思いを持ち続けてきましたが、もう一度初心に帰り、そのことをみなさんと一緒に考えてみようと、このラボを開設しました。
今、日本は急速な経済成長を終えて、成熟経済へと向かっています。「欲しかった暮らし像」は急速に多様化しています。さらに経済のみならず、高齢化や少子化、そして独り住まいの人も多くなり、様々な社会課題も抱えています。そうした時代に我々の家はどうあるべきなのか、どのような家が理想なのかということを深く考える必要があります。
答えは一つではないでしょう。年齢や家族構成によっても違うでしょう。働き方とも密接にかかわるでしょう。「欲しかった暮らし」とは、それぞれの人の幸せ像に他なりません。
このラボでは、様々な可能性を共有し、みなさんの心の中にある潜在的な希求に火をともすことだと考えています。コラムや取材、アンケートなども行っています。開設以来、多くの方の考えに触れてきました。その活動から、今日本の社会の仕組みそのものが大きく変化しようとしている時代だと感じています。今までの経済の仕組みから、信用という人と人の関係によってつくられる新しい時代の仕組みへと移行しているようにも思えます。暮らしの理想像は社会の理想像なのかもしれません。今後も様々な人と出会い、その中から暮らしのあり方を考え続けていきたいと思っています。

2019.5.24