もっと収納が欲しいを叶える「moreキッチン」
フージャースのこだわりプラン

欲しかった暮らしラボでは、さまざまなテーマでアンケートや座談会を開催し、お客様の声を聞いています。皆さんに伺った悩みや求めることを、フージャースでは、新しい商品やプランの開発に生かしています。
今回はもっと収納が欲しいというお客様の声に答えた「moreキッチン」が愛知県刈谷市の「デュオヒルズ刈谷」で実装されました。
家族とつながる3つのキッチン
フージャースには皆さんの声から生まれた「enキッチン」「moreキッチン」「fitキッチン」という3つのキッチンがあります。それぞれ異なる特徴があるものの、「家族とつながるキッチンのあるダイニング空間」という共通するコンセプトを元に考えたものです。
コロナ禍を経て家にいる時間が増え、共働き世帯が多くなっている今、LDKそれぞれの空間の区別がなくなり、LDK全体を「くつろぎの空間」として捉えていることがアンケートや座談会から見えてきました。その中でも大きな役割を占めるキッチンを中心に検討を重ねて生まれたのが、先述した3つのキッチンです。一般的な横向きの対面キッチンを縦に配置することで、キッチンを中心にぐるりと回れる回遊動線が共通する特徴で、複数人でキッチンに立ちやすく、出入りもしやすいストレスフリーなキッチンにしています。料理中に冷蔵庫を開いたり食卓の準備をしたりするのも楽なので、家事のシェアもしやすくなります。
詳細は下記の記事をご覧ください。
「家族のコミュニケーションをつなぐ「enキッチン」」(2022年9月30日掲載)
「住まいの新しい価値を体感できる「銀座レジデンスギャラリー」」(2023年8月4日掲載)
「効率的で調度いい、家族とつながる「fitキッチン」」(2024年4月5日掲載)
「もっと収納」したいを叶える「moreキッチン」

この縦型のキッチンをベースに、収納力をプラスしたのが「moreキッチン」です。名前には「もっと収納」できるようにという意味が込められています。
コロナを通じておうちで料理する時間や回数が増え、もっと美味しいものをというこだわりを持つ方も増えました。一方でこだわりたいけどラクしたいという意見も多く、最近は自動調理器やみじん切り器など時短できる便利な調理家電に注目が集まっています。これまで行ったアンケートや座談会では、そうした調理家電の置き場がキッチンにない、置き場がないから購入を諦めた、という意見も聞かれました。食品や飲料のストック品の収納場所に困っているという意見もありました。
キッチン周辺の収納量は足りていると思いますか。
足りている(「十分足りている」「足りている」の合計)は29.3%、足りない(「少し足りない」「全く足りない」の合計)は54.5%で、足りないという人が半数以上になります。
以前行ったアンケートでは、キッチン周辺の収納が足りているかという設問で、足りている(「十分足りている」「足りている」の合計)は29.3%、足りない(「少し足りない」「全く足りない」の合計)は54.5%で、足りないという人が半数以上になります。
元々キッチンは収納が足りないという声がありましたが、コロナを通して変化した食生活の中でより一層収納を求める声が増えていると感じます。
【結果】「食生活と料理」に関するアンケート(2023年7月7日掲載)
食生活と料理に関する座談会を終えて(2023年9月22日掲載)
「moreキッチン」の特徴

「moreキッチン」はこうした声に応えて、幅約2.2メートルの食器棚が標準設置されており、通常の1.5倍の大容量収納が特徴です。キッチンの背面全てが食器棚になるので、収納力が上がるのはもちろん、棚の上のスペースも広がるので調理家電も置け、作業スペースとして使っていただくこともできます。

①オープンキッチン:家族とのコミュニケーションをとりやすい形状。
②大きなカウンターテーブル:食事スペースとワークスペースを、分けて使うことが可能。
③ 回遊性:キッチンの周りを回遊できることで、快適な動線を確保。
④収納量アップ:幅2.2メートルの食器棚を標準設置し、通常の1.5倍の収納量が確保。
⑤LDと洋室も見渡せるキッチンポジション。
生の声を聞いてブラッシュアップ
「moreキッチン」を採用した物件は過去にもありますが、2027年1月竣工予定のデュオヒルズ刈谷で、初めてモデルルームに設置しました。今回採用するにあたって、これまでに設置した物件にお住まいの方へのアンケートやお宅訪問で聞かれた意見を参考にブラッシュアップしています。
新しい暮らしの提案プラン「enキッチン」「moreキッチン」のある暮らし お住まいの方へのアンケートとお宅訪問より(2024年11月1日)

例えば、ゴミ箱スペースは45Lのゴミ箱が置ける奥行きを確保し、キッチンはスッキリ見せたいという意見に応えて扉を付けることにしました。扉の中に棚板を一枚追加して、ゴミ袋などちょっとしたものを収納できるスペースを設けることで使い勝手も良くしています。

食器棚には、大量の食器が収納できるように引き出しを設けました。これは、入居者の声を参考に使い勝手の向上を考えて変更した点です。
収納だけじゃない特徴

キッチンの背面に広がる食器棚をリビングまで繋げることができるのも「moreキッチン」の特徴です。これまでも開放感のあるキッチンとして好評を得ていましたが、キッチンからリビングまで一続きになることで目線が広がり、より一層開放感が生まれます。
全て収納にすることもできますし、お客様自身で棚板を付けてアレンジすることも可能です。キッチンのものを収納するだけでなく、本やインテリアといった好きなものを飾るなど、皆さんの暮らしに合わせた使い方をしていただきたいと思っています。
リビング·ダイニングを見渡せることも利点の一つで、例えばシンクで作業しながらリビング横の部屋で遊ぶお子さんの様子を見るなど、子育て目線も大事にしています。
完成が終わりじゃない商品開発
私たちが考える商品は、一度完成させて終わりではありません。実際にその商品を使っている方の声を聞いたり、時代の変化に合わせたり、皆さんの暮らしをより良くできるようにブラッシュアップを重ねています。今回デュオヒルズ刈谷で採用したmoreキッチンも現在のベストな形にはしましたが、実際に住んで使ってみるとまた新しい声が生まれるかもしれません。今後アンケートやお宅訪問を通して皆さんの声を聞き、ブラッシュアップに生かしていきたいと思います。
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