新しい暮らしの提案プラン
「Re:Room」のある暮らし Part2

お住まいの方との座談会より

私たちは、常に皆さんの声を聞き、新しい暮らしの提案を続けています。そして実際に完成したプランにお住まいの方に、座談会やお宅訪問を実施して、利用方法やその使い勝手を伺っています。

今回は「Re:Room」についてです。
現在「Re:Room」は、デュオヒルズ京都桂川デュオヒルズ戸塚デュオヒルズ東川口テラスに設置しています。

「Re:Room」は、部屋からつながるバルコニー部分に、大きな窓で囲われた空間です。広さは3畳ほどで、照明も設置でき、自分らしくアレンジも可能で、室内でありながら半分室外という中間領域の空間で、2つの特徴があります。

1つ目は大きな窓。窓は、外からの光や風をもたらしますが、冬は寒い、夏は暑いとカーテンを閉めっぱなしにしたり、窓を開けなかったりして、窓を上手に活用できていないこともあります。カーテンで覆うのではなく、窓からの光や風を取り入れる気持ちよさを、感じられます。
2つ目は、室外のような室内という点。古い日本家屋によくあった、中庭に面した縁側のような空間。室内と外をつなぎ、涼やかな風が流れて、お茶とお菓子を食べながら、空を見上げられる、そんな空間をマンションの中に作りました。

先に行ったお住まいの方へのアンケートでは、Re:Roomがあることで暮らしや気持ちに変化があったかという設問に対して7割近くの方が、変化があったと回答しています。
具体的には、+αのスペースを持てることによって、ゆとりが持てる、仕事のオンオフの切り替えができる、晴れやかな気持ちになる、特別感があるなどの気持ちの変化を挙げています。
また実際に使ってみて良かった点では、「コンセントがある」が8割でしたが、コーナーサッシによる採光・通風などの「外が感じられる要因」も高く評価されています。
アンケートの結果は、「新しい暮らしの提案プラン『Re:Room』のある暮らし」(2023年9月1日掲載)で詳しく紹介しています。

今回はデュオヒルズ戸塚にお住まいの2名の方と座談会を開催し、Re:Roomに対する意見を伺いました。
デュオヒルズ戸塚は、初めてモデルルームにRe:Roomを設置した物件です。モデルルームではRe:Roomをワークスペースのようにアレンジして展示していました。実際に住んでいる方へのアンケートでは、「ご主人のワークスペース」が53.3%と最も多く、次いで「ご主人の趣味スペース」40%、「ご夫婦の趣味スペース」20%という結果になりました。

 

■ Re:Roomをモデルルームで見た時の印象を教えてください。

・明るくていいなと思いました。私は仕事の部屋、夫は趣味の部屋として見ていました。今は私の仕事部屋として使っています。

・書斎としていいなと思いました。夫婦二人ともテレワークができる職業なので、こういう2畳程度のテレワークできる部屋があるといいなと思いました。

 

■ Re:Roomを洗濯物の室内干しスペースとしての利用についてどのように思いますか?

・せっかくグリーンウォールがあるので、外がちゃんと見えるように使いたいです。
ドアを閉めると暑いので洗濯物は乾きそうだけど、湿気は残ってしまいそう。

・書斎以外の用途は考えていませんでした。

デュオヒルズ戸塚の南側には、元々目の前の斜面を支える擁壁(斜面の土の崩れを防ぐ壁状の構造物)がありました。常に緑を眺める暮らしを提供するべく、その擁壁の前に新しい壁を設置して緑をあしらったのがグリーンウォールです。

 

■ Re:Roomのある部屋を選んだ/選ばなかった理由

・Re:Roomのある部屋を選びました。
夫は日当たりがあったほうが良いとも言っていましたが、私は特に日当たりは必要としていませんでした。それよりもグリーンウォールに魅力を感じました。顔を上げたときに大きな額に入った絵のようにキラキラとした緑が見えるのが気持ちいいです。

・Re:Roomのある部屋を選びませんでした。
良いとは思いましたが、全体の優先度の中では高くなかったからです。Re:Roomの有無よりも階数や広さ、日当たりを優先しました。
もしRe:roomのある部屋を選んでいたら、日中は仕事をし、夜は趣味のゲームをする書斎としての空間になっていたと思います。

 

■ Re:Roomのあるお部屋に住んだ感想を教えてください。

・外に広く視野が開放されるので、在宅ワークをしていても時間の流れや、天気の移り変わりを感じることが出来、家で仕事をするには最高の環境だと思います。

・グリーンウォールがあることで、日が落ちるのが早いと思う時もありますが、普段はカーテンを開けっぱなしなのでそこまで気になりません。誰からも見えない空間なので、お風呂から上がってそのまま出られちゃうのも好きです。

 

実際にRe:Roomのある部屋にお住まいの方はお一人でしたが、モデルルームではどちらの方にも関心を持っていただけたようです。また、実際に住まわれた方は現在の形に大変満足とのことで、そこから眺められるグリーンウォールにも価値を感じてもらえたことが良かったと思います。
今回のお二人は、リモートワークが可能な職業だったせいもあり、デスクとチェアが配置できる最低限のスペースがあればよいということで、Re:Roomはリモートワークスペースに適しているという結果でした。

今回の座談会やアンケートからの気づきは、ワークスペースに適した空間は、窓があり、採光・通風が感じられ、外の様子が分かることも重要なポイントだということです。例えば、リモートワークなどを行う場合、仕事に没頭してしまい、時間などの感覚がなくなってしまう場合がありますが、外の様子が分かることで、居心地の良い空間になるのではないでしょうか。

 

今回いただいた多くの意見を参考に、Re:Roomなどの新しい暮らしの提案プランを検討し続けたいと思います。