献立を考える

IYO / PIXTA(ピクスタ)

昨今、レシピ本がブームです。中でも、時短で美味しく作れるレシピや、作り置きに関するレシピが、本に留まらずSNSでも人気を集めています。少しでも楽で美味しい料理を作りたい(できれば、一度にまとめて安く作りたい)という気持ちは、とても良くわかります。しかし、レシピが分かっても、効率の良い食事の準備を実現するためには、献立の立て方が上手くできていないと実現できません。
できるだけ費用を抑えたり、一度にまとめて作ったりするためには、その先の献立があってこそ逆算ができるもの。では、献立とはどのように考えるのでしょうか。

 

主菜を決める

献立を考えるのに一番初めに決めるのは、主菜です。一食あたりの予算はいくらにするのか、家族の誰に合わせてメニューを決めるのか、いつ次の買い物に行くのか、食材の保存はできるのかを考えていくと主菜が決まります。
買い物に行く回数を極力減らしたり、作り置きをしたりするのであれば、1つの食材から様々なバリエーションにアレンジ可能なものが主菜には良さそうです。
例えば、子どもがいる家庭なら、挽肉を買ってハンバーグにすることもあると思います。挽肉は、こねてまとめて焼いておけば冷凍ができますし、アレンジの幅も広いので、週に数回、食卓に出しても飽きることはないでしょう。

 

保存方法を考える

献立を考える際には、保存の観点も重要です。その食材はそのままだと何日もつのか、冷凍保存ができるのか。それともベーコンのように塩漬けにして冷蔵庫に置いておくのか。野菜は煮てしまえば冷凍保存ができますが、レタスや生野菜はそうはいかないので、毎日サラダを食べたいなら生野菜の保存方法が重要になりそうです。
ちなみに野菜は袋から出してから新聞紙などに包むのがおすすめ。 さらにジッパーつき保存袋などに入れておくと水分が逃げにくいので、鮮度を長く保てます。

 

同じものを食べる覚悟

最近、面白いレシピ本に出会いました。それは『豆腐百珍』といって、江戸中期(1782)に出版された100種類の豆腐のレシピを集めた本です。100品のうち醤油で味付けに使ったものは44品で、味噌を使ったものは18種類掲載されています。工夫を凝らしたメニューの数々ですが、味付けのバリエーションを見ると、作者の「どうにかして100種類考えてみせる」という気合いすら感じます。
予算を設定して献立を作ると、買い物の回数は最小限にとどめるため、どうしても食材を分けて何度も使う必要が出てきます。『豆腐百珍』は財政難に喘いだ武士階級を救うために、安くて栄養価の高い豆腐を食べようというものですが、現代でもコストを抑えて献立を考えるには、同じものを何度も食べるという覚悟も必要なようです。特に副菜はたくさんの種類を作ると手間なので、なおさらです。

以前フージャースで実施したアンケート「食生活と料理に関するアンケート」では、料理をするうえで手間だと思うことは、「献立を考える」が57.1%で、約6割の人が献立に悩んでいました。献立1つを考えるにも、今回取り上げた以外にも、栄養のバランス、調理時間など考える要素は色々ありそうです。
皆さんの家庭では、どのように献立を考えますか。ぜひ、教えてください。

 

ミニアンケート

献立を考えるのは手間ですか?

お答えいただくとこれまでの結果が表示されます。

Loading ... Loading ...

どのように献立を考えますか?

お答えいただくとこれまでの結果が表示されます。

Loading ... Loading ...