学生不動産による木曜市が開催されました

11月11日(木)、岡山市北区の表町商店街で開催されている木曜市に、表町商店街活性化プロジェクト「学生不動産」が、出店しました。

「学生不動産」とは、岡山県立大学デザイン学部の畠先生のもと、授業や畠研究室のプロジェクトの一環として行われる表町商店街を活性化させるプロジェクトです。「学生目線で、まちづくりをデザインする。」をコンセプトに、学⽣が“まちに出て” “まちに関わる” ことで、“まちが持続的に活きる” 仕組みを構築していきます。岡山県立大学の学生と、フージャースコーポレーションが共に、表町商店街の活性化に向けた活動を継続的に行っていくものです。

今回は2ブースを出店し、県立大がある総社市からの商品提供を受けて「そうじゃ小学校ライスカレー」と「総社デニムマスク」を販売しました。そうじゃ小学校ライスカレーは24個、総社デニムマスクは7個売れ、学生たちが実際にまちに出て活動したことで、得られたことは沢山ありました。
通りかかった人の中には、学生の出店に興味を持ってくださる方も多く、「県大生なんだ!頑張ってね!」「来週も来るの?」「次はいつ来るの?」といった声をかけていただきました。

また、屋台やベンチなどの木製什器にも興味を持って、利用してもらっていました。屋台やベンチは、釘を使わず組み立てや解体が簡単な構造となっていて、学生がその場で組み立てます。まだ試作段階なので、次回の出店に向けてブラッシュアップしていきます。

次回の学生不動産による木曜市への出店は、12月9日(木)となります。
学⽣⽬線で、まちづくりをデザインすると、どのようなものになるのか。お近くにお住まいの方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

そうじゃ小学校ライスカレー販売の様子。
総社デニムマスク販売の様子
デザイン工学科の学生がデザインした、ペーパーナイフやテープカッター。家での昼食をお弁当に詰めて楽しむ「家弁」のための器など。
自転車を止めて立ち寄ってくださるお客様も。
そうじゃ小学校ライスカレーの説明をし、購入いただきました。
屋台は全て釘を使わず、学生自ら組み立てます。
子ども~大人まで利用できるサイズ感の違うベンチ。商店街を訪れる方が“輪”になって繋がることをコンセプトに制作。