【結果】「暮らしの中のキッチン」に関するアンケート

実施日: 2023年4月7日(金)〜4月16日(日)
母数: n=188

フージャースでは、これまで行ったアンケートや座談会から、家族のコミュニケーションの中心は、リビングだけではなく、LDK全体にあり、中でもキッチン・ダイニングの役割は大きいと考えています。
またキッチンの使い方も、複数人で料理や片づけをしたり、料理をしながら家族が食事をしていたり、家事を楽にする工夫があったりと、様々なシーンで使いやすさを求められることが多くなってきています。

今回は、マンションという限られた空間の中で、複数の人が一緒に利用しても不便を感じず、スペースにゆとりがあり、家事を楽にする使いやすいキッチンを検討するにあたり、みなさまのお考えや日頃のご不満点を伺いました。

 

現在お使いのキッチンの形状をお聞きしたところ、「A : I型キッチン(対面)」が68.8%、「B : I型キッチン(壁付け)」が20.7%と、この二つの形状で約9割となります。

A : I型キッチン(対面)
シンクとコンロが直線状に並ぶ一般的な形状で、間口サイズに汎用性がある。対面にすることで、キッチンが開放的になり、リビングやダイニングと一体化した雰囲気をつくり出せる。

B : I型キッチン(壁付け)
シンクとコンロが直線状に並ぶ一般的な形状で、間口サイズに汎用性がある。壁付けにすることで、リビングやダイニングを広く活用でき、対面型より大きい家具を設置することができる。

C : アイランドキッチン
キッチンが独立して設置される形状で、ぐるりとキッチンを回遊でき、天板の奥行きも深いので、複数人で作業することができる。オープンで開放的、LDとの一体感はあるが、調理中の油跳ねやにおいが広がりやすい。

D : L型キッチン
シンクとコンロが直角に配置される形状で、作業スペースが広くとれる。シンク⇔コンロ⇔冷蔵庫 の動線が良いが、コーナー部分がデッドスペースとなりやすく、I型キッチンより広いキッチンスペースを必要とする。

E : センターキッチン
リビングダイニングの中心にキッチンが配置される形状で、ぐるりとキッチンを回遊できることに加え、壁面を有効活用できるため、大きな食器棚を設置するなど圧倒的な収納量を確保できる。リビングダイニングへのスペースが圧縮されるため、ダイニングテーブルやソファのサイズが限られる。

F : Ⅱ列型キッチン
シンクとコンロを分離し、並列に設置される形状で、ぐるりとキッチンを回遊できることに加え、シンク⇔コンロ⇔冷蔵庫の動線が良い。省スペースながら、シンク側とコンロ側それぞれに作業スペースがある。シンクからコンロ側へ食材を移動する際に、床に水垂れすることがある。

回答者の約8割がマンションに住んでいるということもあり、I型キッチンがスタンダードな形状となっているといえます。

現在のキッチンで使いづらい点を聞いたところ、動線に関しては、50.5%が使いづらいと回答しており、その内容は、「1方向の動線しかないため複数人の出入りがしづらい」44.2%、「複数人での作業がしづらい」42.1%、「複数人での料理がしづらい」41.1%、「キッチンに人が立っていると冷蔵庫からものを取りづらい」40.0%が、4割を超えていました。
また、スペースに関しても、68.6%が使いづらいと回答しています。その内容は、「複数人で料理する作業スペースがない」43.4%、「盛り付け作業をするスペースがない」38.8%、「できた料理を一時置きするスペースがない」38.0%、「低温調理機やプロセッサーなどの調理家電の収納スペースがない」33.3%、「キッチン周りでゴミ箱を置くスペースがない」33.3%、と続きます。複数人で使う動線やスペースに関して、使いづらいと感じている人が多いようです。

キッチンにはどのような役割があると思うかという問いでは、当然ですがキッチンの役割は、「料理をつくるという作業の場」88.3%と最も多く、次いで「家族のコミュニケーションの場」38.8%、「夫婦のコミュニケーションの場」23.9%と、家族・夫婦のコミュニケーションが62.2%となります。
これらのことから、夫婦や子どもを交えて複数人でキッチンを使うことがあり、それはコミュニケーションだけではなく、家事の分担が進んでいることを表わしているように思います。

一方、キッチンの役割としては、「料理を楽しめる趣味の場」38.8%、「料理に没頭できるプライベートな場」27.7%という意見もありました。自分と向き合える場と捉えている人も、一定数いる事がわかりました。
こうしたことから、日々の忙しい暮らしの中で、効率化すること・しないことを切り分けて考えていることも推測されます。

不便を解消するキッチンを考える要素として、「複数人で利用しやすい」という点の他に、「作業スペース」や「収納スペース」もあります。
作業スペースとしては、「冷蔵庫の横がカウンター」だと良いという回答が、89.9%でした。
その理由として、「冷蔵庫からの出し入れの際に一時置き場として利用できる」、「調理の際の動線がいい」という声が多くありました。収納スペースについては、キッチンはモノが増えがちだから、使い勝手のいい収納スペースを求めている人が多いことも、再認識できました。

他にも、複数人で作業することを考え、コンロとシンク・作業スペース・冷蔵庫の位置関係を考えてほしいという声もありました。
キッチンは、一人で作業がしやすいことは勿論ですが、家事分担がすすむ昨今では、複数人での作業になったとしても、動線と作業スペースを確保できる効率的で、ちょうど良いサイズ感のキッチンが必要だと感じました。

また、シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ三角形の動線を“ワークトライアングル”といいます。この三つの機器がバランスの取れた距離で配置されていると、効率的に作業を進めることができる と言われています。私たちはこのワークトライアングルを考慮した効率的な作業動線のキッチンを作りたいと考えています。
今回のアンケートの中では、私たちが考えているキッチンについてご意見を伺う設問もありました。それに対して、「食に触れる時間が増えて、家事という概念が変わりそう」というお声もいただき、改めてキッチンの役割を考える機会となりました。いただいたご意見をもとに、マンションという限られた空間の中で、新たなキッチンの検討を続けたいと思います。

 

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