【結果】天井の高さと居心地に関するアンケート

母数: n=237
フージャースでは、今までに行ったアンケートから見つけた小さな変化をより具体的に分析し、商品企画に活かせないかと考えています。
これまでに実施した住まいに関するアンケートやお宅訪問調査から、多くの人がリビングの「開放感」を重視していることが分かりました。限られたスペースでも広々と感じられるよう、雑然さを抑えたり、高さのある家具を避けたりと、皆さん様々な工夫をされています。
そこで、リビングに開放感を出す工夫として、天井高アップに注目してみました。
同じ広さであっても天井を高くすることで、視覚的な開放感が得られるほか、空間に余裕が生まれることにより、「贅沢感」「特別感」といった付加価値を創出する効果が期待されます。また、リビングの天井を高くすることで、居心地が良くなり、長時間過ごしたくなる空間になり、減少傾向にある家族のコミュニケーションの時間も補えるのではないかと考えています。
アンケートには、237人もの方が回答してくださり、様々なご意見をいただきました。
公共施設などの天井が高いことで感じる印象は、「特別感がある」33.9%、「非日常を味わえる」25.6%、「贅沢な空間で飲み物や食べ物がおいしく感じる」15.6%となっています。
「ホテルのロビーのような非日常」よりも、「心が解放される」「穏やかになる」「ホッとする」といった「日常の情緒価値」に寄っていると言えます。
リビングの天井高が高いことは魅力的だと思う人は約7割で、メリットとして多かった意見を紹介します。
空間的なメリットとして、「開放感がある」約8割で、「窓が大きくなるため、部屋に自然光が入りやすくなる」、「部屋が広く感じるため、圧迫感がなく家族が集まりやすくなる」という声が多くありました。
心理的なメリットとしては、「空間にゆとりがあってリラックスできる」約7割、「圧迫感がなくなりストレスやイライラが和らぐ」、「のんびり過ごしたくなるような居心地よさを感じる」という声が多く、ストレスフリーや居心地が重視されているようです。
インテリアのメリットとしては、「天井までの大きな窓を設置することができる」約5割、「大きな壁面を活かし、壁面収納スペースを確保できる」、「高さのある家具や照明の設置ができ、インテリアの自由度が高く、海外の住宅のような室内空間を実現できる」といった声が多いです。
天井が高いことにより明るさ・開放感・ゆったり感が得られ、家族が集うリビングをより居心地よくしたい意向が強いように思われます。コメントからは「大きな窓」「大きな壁面を活かす(アート、観葉植物、プロジェクター)」「シーリングファンや印象的な照明」といった、天井高を「体験」に変える具体的な使い方が多数あり、高天井による暮らしの質や楽しみ方に期待があるようです。
一方、「熱効率が悪く電気代、ガス代が今よりかかりそう」「窓掃除など、高いところの掃除がしにくそう」「温度調整が難しそう(夏は暑く、冬は寒い)」といった、デメリットの意見もありました。
維持管理やコストといった現実的な側面への備えは不可欠ですが、それ以上に、約7割が魅力的と回答する高い天井は、『開放感』や『特別感』を兼ね備えた居心地の良い住まいを提供できるのではないでしょうか。
住まいへの理解を深め、多様化するライフスタイルの選択肢の一つとし、自身のライフスタイルに合ったバランスを見つけ出すことが必要だと読み取れました。