住む方に寄り添い生まれた、大阪初のデュオヴェール 「デュオヴェール豊中曽根」と「デュオヴェール南茨木」
【フージャースの建築めぐり】建築担当の裏話編

「フージャースの建築めぐり」シリーズの「建築担当の裏話編」では、作り手の思いや苦労した点など、広告やパンフレットでは知ることができないエピソードを紹介します。
フージャースのモノづくりに対するこだわりを感じていただけるかと思います。
大阪初のデュオヴェール
「デュオヴェール豊中曽根」と「デュオヴェール南茨木」は、大阪で初めて展開したデュオヴェールシリーズです。デュオヴェールのコンセプトを大切にしながらも、それぞれの土地やターゲットに合わせたモノづくりを行いました。そのポイントを物件担当者が語ります。

建築担当者の紹介
前田 彬貴 (まえだ よしき)
(2026年5月まで在籍)
大阪で初めてデュオヴェールの物件に取り組むにあたり、これまでと同じ考え方で良いのか検討を重ね、細かいところまでこだわりました。
2つのデュオヴェールの住まいづくり
デュオヴェールは、デザインや設備、立地まで、女性のために徹底的に考え抜いたコンパクトマンションです。これまでデュオヴェールは東京や福岡、名古屋、仙台を中心に展開してきましたが、今回初めて大阪で、2物件をほぼ同時に建てることになりました。どちらの物件も落ち着いた住環境の北摂エリアに位置しながら、大阪駅・梅田エリアへ20分以内でアクセスできる利便性も兼ね備えています。同じ北摂エリアとはいえ、その土地の特性やそこに住む人々の価値観は異なります。そこで今回は、デュオヴェールのコンセプトを大切にしながらも、それぞれの土地や住む方に合わせた住まいづくりを行いました。
「自分を整える時間」を提案したデュオヴェール豊中曽根

デュオヴェール豊中曽根が想定したのは、北摂エリアの魅力をよく知り、この街で暮らし続けたいと考える40代の単身女性です。都心へのアクセスと落ち着いた住環境を両立したいというニーズに応える住まいを目指しました。そこでデザインコンセプトとして掲げたのが「SPA」です。ここでいうSPAはマッサージや温浴施設を指すものではありません。忙しい日々の中で、自分自身と向き合い、心身を整える時間を過ごす場所という意味を込めています。職場では責任ある立場を任され、親の介護や将来への不安など、さまざまな悩みを抱えやすい世代だからこそ、帰宅した瞬間に気持ちをリセットできるような空間をつくりたいと考えました。担当したデザイナーがまさに40代の女性の方だったので、同年代の女性に寄り添いながら、当事者である自身の思いも込めたデザインを取り入れています。

外観はグレージュやベージュを基調としたアースカラーでまとめ、街並みに自然と馴染む落ち着いたデザインとしました。ゆとりを感じられるよう、エントランス部分だけを強調するのではなく、車路側も含めて建物全体でゆったりとした大きな構えをつくっています。
敷地を最大限活用し、アプローチには植栽を豊富に取り入れました。入口から風除室までをあえて一直線にせず、ゆるやかに曲がりながら進む構成とすることで、少しずつ気持ちを切り替えながら建物へ入っていけるよう工夫しました。

共用部では石や左官調の素材をベースに、無駄な装飾を削ぎ落としたストイックなデザインを採用しています。

シンプルなデザインに映える植栽や金属アートをアクセントとして配置し、空間に潤いを与えました。
全体的を通してきらびやかな豪華さではなく、どこか侘び寂びを感じるような奥行きのある美しさを目指しています。
「緑とともに暮らす」を形にしたデュオヴェール南茨木

デュオヴェール南茨木は、30代がメインの比較的若い世代の方がお住まいになることを想定したモノづくりを行いました。コンセプトに掲げたのが、「緑豊かに清潔感のある邸宅」です。建物はベージュ系ではなく白を基調とし、アクセントとしてダークグレーを取り入れました。シャープな印象を与えながらも、植栽によってやわらかな雰囲気を演出しています。
敷地が広かったこともあり、エントランスへ向かう動線をクランクさせ、植栽を感じながら歩けるゆとりあるアプローチを確保しました。植栽は常緑種を中心に、女性向けマンションらしい軽やかさや繊細さを感じられる樹種を選び、植える場所や向きにもこだわっています。

玄関前も豊富に植栽を植え、潤いの空間を作り出しています。

ラウンジには坪庭を設け、室内と屋外を一体的に感じられるデザインにしています。ラウンジの床のタイルを坪庭まで敷いて内外をつなげることで、視覚的な広がりを生み出し、実際以上の開放感も感じられるようにしました。天井のルーバーは機能的なものを隠すため、窓の上部まで下ろしています。また、ラウンジを通ったりソファに座ったりするときに、塀の向こう側が見えないよう目線を切る役割も果たしています。

この物件ならではの特徴が1階住戸のテラスです。コンパクトマンションでは珍しく、住戸の外にも自分らしく過ごせる場所を設けたいと考えました。テラスには水栓や吊り下げフックなどを設置し、タープを設置したり、ハンギンググリーンを飾ったり、多様な使い方ができるよう工夫しています。ペットと過ごせるよう設けたリードフックを喜んでいただける方もいらっしゃいました。
同じブランドでも違いをつくる
デュオヴェールには「As your Life Partner.」というコンセプトがあります。住む方が心地よさと便利さ、安心と幸せまでをも感じていただけるよう、細部にわたり女性目線で考えたモノづくりをしています。どの物件でも基本的な考え方は同じですが、暮らす人々や求めるライフスタイルは地域によって異なります。今回の2物件では、豊中曽根は40代女性に向けた「自分を整える住まい」、南茨木は30代女性に向けた「緑とともに暮らす住まい」というように、それぞれ異なる価値を提案しました。同じブランドでありながら、どのように差別化するかは難しい課題でもあります。しかし、その土地で暮らす方に寄り添い、一つひとつ異なる答えを導き出していくことこそが、デュオヴェールらしいモノづくりだと考えています。

デュオヴェール豊中曽根
※こちらの物件は完売しました
所在地:大阪府豊中市曽根西町
交通: 阪急宝塚線「曽根」駅より徒歩4分
総戸数:52戸
階数:14階建て
竣工: 2026年3月

デュオヴェール南茨木
※こちらの物件は完売しました
所在地:大阪府茨木市天王二丁目
交通:阪急京都本線・大阪モノレール「南茨木」駅より徒歩3分
総戸数:53戸
階数:7階建て
竣工: 2026年3月