ソーシャルデベロッパー®

これから私たちフージャースは「ソーシャルデベロッパー®」を目指しています。
「ソーシャルデベロッパー」とは、先の見えない時代、様々な社会課題・地域課題の解決に向き合い、
事業を通して解決へ導いていくことだと考えています。
現在、以下のプロジェクトが進行中です。

「移住」プロジェクトは、都市生活での課題や疑問、必ずしも都市に住むことが幸せなのか、
という課題に向き合った、移住・二拠点居住の可能性を追求するプロジェクトです。

「高齢者」プロジェクトは、見守りサービスなど医療や暮らしのサポートが整った場所で、
サポートを上手に利用しながら、元気に暮らす高齢者の暮らし像にフォーカスした、
高齢者の住まいの可能性を追求するプロジェクトです。
 
「コンセプト賃貸」プロジェクトでは、多様な暮らし方や趣味などの価値観、
それらにフィットする住まいの提供を考えます。
様々な「音」と暮らしを研究し、「働く×住まう×音」の全てを叶える新たな暮らしを
提供する「防音賃貸」プロジェクトが進行中です。
 
また「街に開く」プロジェクトとして、この数年取り組んできたマンションと公共空間の間の
境界線を取り除く取り組みを、改めて整理しながら紹介していきます。
 
ソーシャルとは、日々のこと、小さなことを積み上げていきながら、
社会において何が求められているのかを考え続けていく姿勢なのだと考えています。
どんなプロジェクトでも、その思考の一旦を担うことができます。
私たちはソーシャルという課題をあらゆる局面で考えてみようと思っています。
 
2025年8月

「ソーシャルデベロッパー®へ」については下記記事よりぜひご覧ください。

フージャースの目指す「ソーシャルデベロッパー®へ」については、グループメッセージをご覧ください。
 

つくばプロジェクトについて

2018年から、つくば市をテーマに「街の活性化をどうしたらよいのか」を考えてみるプロジェクトを開始しました。 私たちフージャースは、つくば市内でいくつもの住宅の供給を行ってきました。そして今も、住宅の供給が進行しています。
各都市で、住宅の供給単体の計画はいくつもあるのですが、こうして一つの都市に長く関わる中で、その街の未来がどのようになっていくかは、大事なことだと考えています。私たちのつくるマンションや戸建てに住む人たちが、どんな暮らしをしているのか。また、それらの住宅があるつくばの未来がどうなっていくのか、を考えずにはいられません。

私たちはそうした思いもあり、2018年の夏から継続的につくばの人たちと、まち歩きをおこなって街の魅力を探したり、広場での振る舞いカフェをおこなってペデストリアンデッキの活用方法を検討したり、コワーキングスペース「up Tsukuba」や「つくば100人カイギ」の支援しながらスタートアップのモデルを探したり、人材発掘にも意識を向けてきました。他にも、まちの清掃プロジェクトとして「認定NPO法人 グリーンバード」の支援などを通じて、多くの人たちとの接点をもつこともできました。
また一方で、まちの人たちとの関係づくりとは別に、行政の人たちとも話し合う機会を多く作ってきました。つくば市では様々な専門家を招く計画を考えています。私たちフージャースが、一企業でできることは限られていますが、それでも未来への変化の契機を、どのようにつくれるかということを考え続けています。

そしていきついたところは、公園の活用ということです。つくばの街を歩いていて、こんなに公園が多いのに、使っている人がいかに少ないかが気になります。そして、竹園西広場公園の隣にマンション開発をすることもあり(2020年秋完成)、その公園をモデルにしながら、もっと公園が市民に使われるようにするにはどうしたらよいか、と考えたのです。
私たちは2019年春に「つくばの公園で楽しもうの会」を市民の方と一緒に設立し、竹園西広場公園のリニューアル完了をきっかけに、現在だれでも参加できるピクニックイベントを毎月開催したり、ヨガイベントを行ったりもしています。この「公園のある暮らし」を考えてみることは、まだまだ始まったばかりですが、この火種をみなさんと一緒に育てていきたいと思っています。
ぜひみなさんのご意見をお寄せください。またピクニックにもぜひおいでください。

2019年12月
※株式会社フージャースコーポレーションは、2018年11月に「竹園一丁目国家公務員宿舎跡地における魅力ある開発の推進に関する覚書」をつくば市と締結しています。

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公園のリニューアルは2019年秋に完成し、完成から6年になる現在では、公園の活用は地元で活動する市民の方たちに引きつぎ、竹園西広場公園は、人や緑にあふれた活性化された公園となりました。
このプロジェクトは一旦終了となりますが、現地では公園の運営が引き続き行われて行きます。

2025年8月追記

  • 研究テーマ詳細

  • テーマ

  • 住宅種別

  • 住宅部位

  • 特定エリア

  • その他